ビジネスチャットとの出会い
最先端の技術は、大企業から中小企業へと広がっていきます。
さらに、大企業の中でもソフトウェアエンジニアという職種の人間は、一般の従業員より最先端のツールを使わせてもらえます。
なにより、じぶんを効率化しないと、どんどん増える仕事に耐えられなくなりますから、便利なツールには興味がつきません。
いまでは有名な、slack(スラック)というチャットツールを使い始めたのは、3年前くらいだったと思います。最初は英語版しかなく、日々アップデートされるスピードと、メールより時間が取られない、と感動しながら使いまくっていました。
その後、日本版も出てきてだいぶ使いやすくはなったものの、対象とする顧客はエンジニアでしたので、一般にはちょっと使いにくい印象です。一般企業向けにおススメしているのがチャットワークです。
メールと比較したチャットのメリット3つ
チャットワーク以外のチャットにもいくつか種類があり、それぞれ特徴がありますが、その前にメールと比較してみます。
1.レスポンスが早い
これに尽きます。
数年前のニュースで、となりの席にいる人にさえ、声をかけずにチャットで済ませる、という弊害まででるくらい、チャットに慣れるとメールを使わなくなります。
なぜなら、チャットを起動しておけば、
①メッセージを入力
②エンターキー
この2つの動作でメッセージを送れるからです。
メールの場合、起動していても、
①新規メールの作成
②あて先の入力
③タイトルの入力
④本文の入力
⑤送信ボタンのクリック
だいたいこのような手順ではないでしょうか。
また、本文もどんなに簡単でも「お疲れ様です。遠藤です」で始めてませんか。
これはこれでいい文化ですが、手順が多いということは、効率が悪い。
2.誤送信を防げる
大企業では、誤送信による情報漏えいが問題になっています。
なぜなら、メールは送ってしまったら取り消しできないからです。
アドレス帳がきれいに整理されていて、送りたい相手がかんたんに検索できるし、間違って送ったことなんて一度もないよって方は関係ありませんが、チャットは送信しても取り消しできますし、あて先も特定のメンバーだけですから、誤送信してしまっても問題の影響範囲は小さくて済みます。
3.作業の指示が柔軟にできる
たとえば、紙で作業の指示を出すと、紙自体を保管していなければ作業はできません。エクセルで管理して、2部印刷して指示するがわと作業するがわでお互いに持つ、という運用も考えられますが、そばにいないと、進捗までは管理することができません。
早く終わってサボっているかもしれない。なにか作業でトラブルが発生しているかもしれない。もし社長が外出していたら、ノートパソコン開いてメールみますか?車を運転してたら電話にでれますか?
チャットは隙間時間にスマホですぐ確認できます。
まとめ
いかがでしょうか。
じぶんはチャットがなかった頃があまり思い出せません。たしかGmailのオマケみたいなアプリ、グーグルハングアウト、もしくはスカイプを使っていた気がします。
LINE(ライン)は主に友人とのやり取りとして、プライベートとはわけていました。
スマホを持っていればラインの便利さは理解しているでしょう。ですが、ここまで一般に浸透するとは思いもよりませんでした。
最初は内部のやりとりをメインに使うのがおススメです。
チャットの方がコミュニケーションコストが少ない
お読み頂きありがとうございました/まずは組織内はチャットで
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