むかしはなかった
いつからかはわかりませんが、少なくともウィンドウズ10からはこのマイクロソフトアカウントが標準になっています
ウィンドウズ8から導入されたようです
ほかのウェブサービスと同様、マイクロソフトにご自身の情報を登録して、マイクロソフトにアカウントを発行してもらいます
つまりインターネットにつながないとウィンドウズのセットアップができない、ということです
むかしは、インターネットにつながなくても、管理者アカウント=ここではパソコンに使う人の名前を登録するだけでウィンドウズのセットアップはできました
マイクロソフトアカウントのメリットは?
ありません
個人利用であれば、いくつかありますが、従業員用とするならばありません
マイクロソフトアカウントを作成して得られるメリット3つを簡単に紹介します
1.設定の同期
ほかのパソコンやスマホでも、設定情報が同期されます。ですので個人利用のパソコンでは便利かもしれません。テーマや言語設定は従業員と同じでもいいですが、パスワードが従業員にバレたりするのはだめですよね
下記の画像は同期の設定がオフ、設定できない状態になっています。これはオフィスをインストールしたからなのですが、マイクロソフトに問合せたものの理由はわかっていません…
2.ウィンドウズストアアプリがインストールできる
まったくメリットを感じません
というか、私自身ウィンドウズのストアアプリを使ったことがあるのは数回です。ゲームをダウンロードしてインストールしたくらい
申し訳ないですが、どこで需要があるのでしょうか
スマホでいうところの、App StoreやGoogle Playと同じ立ち位置のサービスです…
3.One Driveを利用できる
One Drive(ワンドライブ)とは、外付けハードディスクがインターネット上にある状態のことです
無料で5GBあるので使う価値はおおいにあるのですが、パスワードと同様、社長が保存している書類や写真を従業員と共有したいか、ふつうは共有したくないですよね
個人利用なら使ってあたり前のサービスかと思います
メリットはないけどつくるしかない
最初の結論どおり、従業員に貸与する際にはメリットはありません
個人利用ではおなじアカウントにしておくと、パスワードを再入力する必要がなくなるので便利ですね
世の中の流れですが、インターネットを正しくつかえないと、パソコンで仕事をすることに支障がでてきます
マイクロソフトも例外ではなく、アカウントひとつ作れない利用者は切り捨てはじめています
まとめ
仮説ですが、マイクロソフトは海賊版がたくさん出ています。そのあたりを防ぐためのシステム的な制約を施したい気がしています
オフィスもサブスクリプション版を推奨している姿勢を見ると、法人だけでなく個人もこの流れになっていきそうです
マイクロソフトアカウントは個人利用はメリットあり
お読み頂きありがとうございました/けっこう複雑
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