1.社長の知識に合わせた丁寧な対応!
私は文系出身ですので、はじめはITなんて???でした。わかりやすいことしかできません。だから初心者でも大丈夫!理解するまで丁寧に何度もお話します。
社長はITエンジニアのようにシステムを作るわけではありません。社長にとって大事なのは顧客作りです。ITではありません。ITは正しく利用するだけでいいんです。
社長一人一人、世代も異なれば経験も環境も異なります。大企業の社長でさえ、ITの本質を知っていて、なおかつそれを正しく活用している方はほとんどいません。チャンスです。基本から丁寧に学び、自社のITを語れる経営者になりましょう。
2.小さな会社向け!
大企業向けのITでキーワードに上がるのが全体最適。個々の部署では効率化・最適化してるけど、会社の業務全体を俯瞰した上で評価すると全然効率化になってない!だから全部署、全システム、一気にやっちゃいましょう!
もちろん正しい。すごく正しい。ビジネスをあるべき姿にするんですから。でもどれだけお金がかかりますか?小さな会社には無理です。
そこで私がとる戦略は、局所最適。
1.顧客が喜ぶ部分にITを使って企業価値をもっと上げる!
2.儲かる部分にITを使ってもっと儲ける!
3.費用がかかっている部分にITを使って費用をもっと抑える!
この3つを常に意識し導入することで、とても喜ばれております。
3.最先端に熟知!でも実際は…
AI(エーアイ・artificial intelligence・人工知能)やIoT(アイオーティー・Internet of Things・物のインターネット)って説明できますか?
まだまだ知らなくて大丈夫です。
でも社長が最先端を知っていると未来が少しだけ見えるようになります。未来が見えると変化に対応しやすくなります。
他社が何かを発表しても、「ああ、あれね。我が社に導入するにはまだ早いな。でも状況が変わってるかもしれないから、遠藤さんに相談してみよう」と落ち着いて判断できる社長と、「えっ!やばい、我が社にも導入しなくてはっ!遠藤さんに至急やってもらおうっ」と焦って判断する社長。
前者の方が、従業員も、私も嬉しい。
実は、小さな会社にとって最先端の技術は話題性の提供という意味では価値があるものの、実務には有用ではないことが多いです。
ソフトウェアの世界で使う言葉として『枯れた技術』というものがあります。どういう意味かというとある技術が世に出て、様々な会社、個人が利用していく中で技術自体の不具合が解消されもう大丈夫です、といった状態です。言い換えると『こなれた技術』でしょうか。
最先端は『こなれて』いません。
小さな会社の社長は、最先端の技術はこなれるまでは知識として蓄積しつつ、自身のビジネスとどう紐づけるかを考えましょう。