技術ネタです。誰向けかというとWEBエンジニアでしょうか。経営者向けではないのは、初めてですね。
趣味みたいなものですので、気楽に発信します。
1.レンダリングエンジン
インターネットを見るソフトであるブラウザには、ホームページを表示するための、レンダリングエンジンが搭載されています。
利用しているブラウザによって、レンダリングエンジンが異なります。
つまり、同じホームページなのにブラウザによって見え方に差が出る、ということです。フロントエンドエンジニアと言われるホームページ制作に携わる方は大変な苦労をされています。私は領域が異なるので影響はありません。
<h1 class=”entry-title” itemprop=”headline name”>Microsoftのブラウザがいつの間にかChromium版Edgeになっていた</h1>
これは記事のタイトル部分ですが、実体はこのようなプログラミングコードと言われる文字の羅列です。
上記をレンダリングエンジン(ブラウザ)を通してみると、このような文字になります。
Microsoftのブラウザがいつの間にかChromium版Edgeになっていた
タイトルですね。英字のコードを解釈して、表示しています。
2.独自のレンダリングエンジン
マイクロソフトのブラウザは長らく独自で開発したトライデントというレンダリングエンジンを使っており、インターネットエクスプローラーからエッジに変わっても、トライデントの流れを汲むエンジンを使っていました。
いわゆるMicrosoftの独自仕様ですね。
3.Chromium(クロミウム)版Edge(エッジ)とは?
今回発表されたのは、レンダリングエンジンが独自のものではなく、Chromium(クロミウム)を使うとのことです。
クロミウムってなんとなく聞いたことがありませんか?Chromiumもなんとなく見たことがありませんか?
要旨!
日本では4月から自動的にアップデートされるようです。確定申告が対応してないからという噂もありますが真意はわかりません。
お気づきの方もいると思いますが、グーグルクローム(Google Chrome)で採用されているレンダリングエンジンと同じになるということです。よくわかりませんか?
クロミウムはオープンソースといって、無料で利用できるブラウザかつ、内部の技術仕様が誰にでも公開されているものです。ですので、マイクロソフトも使おうと思えば使えたんです。
やっとです。ついにマイクロソフトが自分の技術を捨てました。もしかしたら、社長にこのブログで言っているグーグルクロームをインストールしましょうという啓蒙活動をしなくていい日がくるかもしれません。
お読み頂きありがとうございました/エンジニアでも知らないかも
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