スマートフォン(以下スマホ)は、ちいさなパソコンです。
社長がスマートフォンを使っていないと確実に損をしています。
こちらの記事の1個目についての説明です。
挙げればキリがないほどありますが、スマホがないと損すること、3つを説明します。
1.お客を奪われる
なぜ?
スマホがないと、お客を待たせる時間が増えるから、です。
「いやいや、電話がいちばん早いじゃねーか!スマホじゃなくてガラケーで十分じゃ!」と考えてるあなた。
それは正しい。
でも、他のお客さまと打ち合わせしてたら、電話に出れますか?
あなたは24時間、電話に出れますか?
では仮に、あなたが外出しているときにタイミングよく電話に出れた、としましょう。
その電話の内容は、購入を検討している商品についての機能や、在庫があるかの確認だったとします。
ケース1
「いま出先なので、自社にもどり次第すぐ調べてお電話します!」
ケース2
「いま出先なので、すぐ確認(=内勤者に確認)しますので、わかり次第お電話します!」
ケース3
「いま出先なので、すぐ確認(=スマホで確認)しますので、10分後にお電話します!」
あなたはどのケースでしょうか。
急ぎであればケース2、急ぎでなければケース1ではないでしょうか。
時間の感覚だけで言うと、ケース1は、よくて当日の夕方、普通は翌営業日。ケース2は、当日中、悪くて翌営業日。ケース3は記載の通り10分後。
これ全部わたしが経験したことです。おなじ商品ではありませんが、ケース3の対応をされたら「この会社いいな!」って絶対なります。だって楽ですもん。
待っても買いたいような強い商品であれば、いいかもしれません。でも、誰しも「買う」と決めたら、「早く手に入れたい」と思うのが人間です。小さな会社は軽装備、スピード重視です。
ケース1もケース2もいい対応の部類ですので、もっとひどい対応の場合はとても目立ちます。
スマホがないと、お客を待たせます。
お客を待たせると、他の会社にお客を奪われます。
2.時間を奪われる
なぜ?
スマホがないと、余計な仕事が増えるから、です。
さきほどのケースを、もう一度確認してみましょう。
「いま出先なので、自社にもどり次第すぐ調べてお電話します!」
ケース1
この場合は事務所に戻らなくてはなりません。社内に人がいない場合はどうしようもないですね。もしこの問い合わせがなければ、もう1件営業できたかもしれません。
「いま出先なので、すぐ確認(=内勤者に確認)しますので、わかり次第お電話します!」
ケース2
対応としては問題ありませんし、うまくやれば社長の時間は奪われなくて済みそうですね。
問題は内勤者です。社長秘書のような方を専任で雇っているか、パートさんであればまだいいかもしれません。ちいさな会社の場合、兼任がほとんどです。突然の電話対応は集中力も奪いますし、そもそも無駄なやりとりです。
スマホがないと、余計な仕事が増えます。
余計な仕事が増えると、時間が奪われます。
3.人手不足になる
なぜ?
スマホを使わないと、疲れるから、です。
メッセージングアプリのラインは知ってますか。
特定の相手とメッセージをやりとりするアプリです。
日本国内だけで8,300万人が利用しているので、スマホを持っている=ラインはやっていて当然という状況でしょう。なぜこんなにみんな使うのかというと、コミュニケーションを取るのが楽だからです。
中小企業は、社長がなにかを判断する場面がたくさんあります。しかも営業活動で外にいることがほとんどですよね。
そのたびに電話で確認していたらお互いにとても疲れます。とくにラインの便利さを知っている人ならなおさら負担を感じます。
スマホがないとコミュニケーションを取ることに疲れます。
疲れる会社は、人がいなくなります。
要旨!
いかがでしたでしょうか。
中小企業のIT化が進まない理由は、社長がスマホを使わないことで、損していること、無駄な仕事が増えていることに気が付かないからです。
はやく気が付いてください。気が付けば簡単に勝てます。
社長に厳しいブログが続きます。
お読み頂きありがとうございました/
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