会社にITを導入する際の大事な要素のひとつにパソコンが適した性能を有していることがあります。こちらはすでに説明しました。次はクラウドサービスを使うために重要なことがあります。
それは「適したブラウザを使うこと」です
ブラウザって何ですか?
クラウドよりも使っているはずのブラウザ(英語はbrowser)ですが、なんのことだかわかりますか?
パソコンがインターネットに繋がっていれば、必ず使っているはずです。
答えはインターネットを見るソフトです。
クラウドサービスは「インターネットを介して利用するサービス」と定義しました。インターネットはブラウザで見ることができます。ということはブラウザはクラウドサービスを利用する上で必須ということです。
恐らく、ほとんどの方はパソコン購入時のまま、標準ブラウザを使っているんではないでしょうか。
Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)、Internet Explorer(アイイーもしくはインターネットエクスプローラー)でしょう。
Google Chromeにしましょう
グーグルはご存知ですよね?そのグーグルが開発しているブラウザがあります。
Google Chrome(グーグルクローム)です。
読み方はエンジニアでも間違えるので注意です。「チョロメ」でも「チョウメ」でもありませんから!
クロームです。
なぜクロームなのか。理由は2つあります。
1.起動と表示速度が早いから
他のブラウザと比較すると、明らかに起動が早く、ホームページの表示速度も早いです。これは初期のグーグルが検索結果の表示速度が遅いと広告費の収益が下がったという痛い経験から徹底的に速度にこだわった結果です。特に古いパソコンは恩恵を得られます。
2.Google検索だから
何を言ってるんだと思いましたよね。意外と知らない方が多いので丁寧に説明します。
グーグルは検索エンジンで有名です。グーグルで検索すると、検索した人にとって有益な情報が手に入りやすい。
逆に検索される側はグーグルの検索結果で上位に表示されるためにしのぎを削ってるわけです。
クロームで検索すると、あたり前の話ですが、グーグルの検索エンジンで検索された結果が表示されますね。
ところがです。
マイクロソフトエッジで検索すると、グーグルではなく「bing(ビング)」という、マイクロソフトが開発している検索エンジンで検索され結果が表示されます。
認識してましたか?
bingが悪いというわけではありません。世間はグーグルで検索するだろうと想定しているのに、標準とは異なる検索エンジンを使っていたらSEO(検索エンジン最適化)もIT戦略もうまくいくはずがないんです。
検索したときに、↓こんなマークが出てたら要注意です。
要旨!
基本的なことからずれてる方が多い。しかも基本過ぎて誰も教えてくれない。小さな会社は最先端を作るのではなく利用すればいいんです。でも利用するための最低限の知識と準備は必要です。このブログではIT業界の暗黙知を全て公開します。
お読み頂きありがとうございました/WEBマーケティングの前に足元の確認を。
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